Indie label of market

ペンギンマーケット

肉体より、精神的衰えのほうが怖い【2】

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とりあえず情報を仕入れなければ!と手当たり次第に音楽ニュースを検索していると、「〇〇がインディーズレーベルに移籍」や「インディーズデビュー」など「インディーズ」という単語が多く目に止まった。

メジャーからインディーズに戻る、いわゆるインディーズ落ちは私が若い頃もよく聞く話であったが、「インディーズデビュー」というのがよくわからない。更に、斜め読みの勝手な印象だが、インディーズのほうが活気がありそうである。

この際、インディーズとメジャーの関係をハッキリさせて一から勉強し直そう!
ということで、インディーズとメジャーについて調べてみた。

アマチュア=インディーズではない

デビューしていない「アマチュア=インディーズ」がほとんどの人が持っているインディーズのイメージではないだろうか。大間違いである。「インディーズだろうと音楽でお金を稼ぐことができればプロ」なのだ。

「大手レコード会社のレーベルに所属していればメジャー、大手レコード会社のレーベルに所属していなければインディーズ」

ただ所属しているところの大きさの大小だけ違いであって、メジャーだからインディーズだからどうということはないのだ。それと同じで、よく「メジャーデビュー」と言葉を聞くが、ただ大手レコード会社からのデビューしただけのことであってインディーズにも「インディーズデビュー」がある。最近テレビで見かける機会が多いセカオワこと「SEKAI NO OWARI」もデビューはインディーズである。(2010年)

このことからもわかるようにメジャーもインディーズも関係なく、支持されるものは支持させるのだ。

―――インディーズとメジャーのメリット、デメリット――
インディーズとメジャーの区別は所属会社の大小でしかないのはわかったが、それぞれからデビューしている理由は何なのか。インディーズ所属とメジャー所属のメリット、デメリットをみてみよう。

メジャー所属のメリット
大々的なプロモーションにより、世間の認知度が一気に上がる。

プロモーションをが入念。アーティストの売り出しや売り込みに費用を掛けてくれる。
さらにプロモーションが派手で大きいため、ヒットする可能性が高くなり、当たれば爆発的に売れる。

要は宣伝活動、会社で言ったら営業にかなり力を入れるということだろう。
自分で営業しなくてもいいのならこれは楽だ!

メジャー所属のデメリット
所属アーティストは対音楽事務所が基本となる。

そのため収入は事務所からの給料制で、大ヒット・ハズレに関わらず、収入に大きな影響ない。
アーティスト個人の志向や時間が自由ではない。
事務所の指示やプロデューサーなどの意向に従って活動していかなければければならない。

これはよく聞く。事務所と意見が合わずに衝突した。デモを作って会議に持って行くの繰り返しが嫌になったなど雑誌で読んだこともある。プロデューサーが入るようになってから「らしさ」が無くなってしまってそのアーティストに興味が持てなくなったことも。

インディーズ所属のメリット
インディーズ事務所は規模が小さい分、個人レベルでのリリースとなるため、ヒット・ハズレが直接に収入に関係してくる。ヒットしたときはアーティストに入る取り分が多い。メジャーの10倍なんてこともある。インディーズは事務所の指示やプロデューサーなどの縛りがない分、制作が自由にできる。「まずはリリース」がスタンスのため、新人にも門戸が広い。

収入のギャンブル感がすごい。でもヒットを出し続けることが可能なら夢の左うちわ生活である。時間や外からの縛りがなく自由に制作できることも魅力ではないだろうか。

インディーズ所属のデメリット
取扱ってくれる販売店数が少ないのでメジャーに比べて販売力は劣る。

インディーズのデメリットは収入面が大きいようだ。

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